銀行カードローンが自主規制を強化する理由

2017年に顕在化した銀行カードローンの過剰融資問題から、銀行業界は自主規制を強めています。

自主規制をしなくても消費者金融業界のように、法律で規制すればいいように思いますが、法律で規制されることは銀行業界が嫌がっているという実情があります。法的な規制を嫌がる根本的な理由として、銀行カードローンが銀行業界にとって収益の大きな柱となっていることから推察できます。

政府のゼロ金利政策の長期化から、銀行の本来の業務である法人への貸付が頭打ちになっており、また収益が悪化していることが大きな影響を及ぼしています。法人からの収益が出せない部分を個人へのローン商品である銀行カードローンから得ているので、法律により規制を避けたいと言う思いがあるのです。